よるくま@真夜中の虹 膠原病・心筋梗塞 闘病記

膠原病~心筋梗塞/発病・入院・共存の記録 体に耳をすます日々の日記

[2011年4月]

f:id:yoru-kuma:20201110164940j:plain


2011年4月5日1:28

気分が晴れず 

何だか気分が晴れず。何をやっても駄目そうな気がして、まして何か新しいことを始めるとそれは失敗しそうで何もできずにいる。これは鬱状態に似ている。以前は体調から来る気分の変調だったように思うのだが、今は体調もよくはないと思うがどうも気持ちが落ち着かない感じ。不穏というのだろうか。耐える時なのかなと思ってやり過ごそうとするもののうまくゆかない。風邪を引いたようで先週末からとても喉が痛い。 

今朝になってこれではいけないと思った。この暗い連鎖を乗り切るのは自らの意志なのではないかと。とにかく前向きになって進もうと思う。ジリジリとではなく大胆に。

 

 


2011年4月5日1:51

地震後の世の中の違和感 

 地震後、どうも何か違う気がしているということがいくつかある。一つはボランティア活動。もう一つは「被災地の人の気持ちになって考えてみよう」と「自粛」。どれも、被災地とそれ以外との対比で描かれているものだが、精神論を含んでいるような感じがして、何か違うのではないかと。 

 ボランティアに熱心なNPO法人の代表のような人が出て、来て真剣な顔でその苦労を語ったり、阪神地震の時と比較したりして論理を語っている。この人は、災害がない時は、何をして暮らしているのだろう。困っている人を見つけることが、生きがいなのだろうか。公的な支援が行き届かない場面でボランティアの活力が活きるのはわかるし、その必要性もわかるのだが、どうも違和感がある。そして世の中ボランティア希望者がえらくたくさんいるようなのだが、どうも完全なる弱者との対比で、自分の居場所を守りつつ手を差し伸べてあげるという感じがして違和感がある。そんなにボランティア精神が旺盛ならば、普段の生活の中でもっと活動すれば良いのに。自分の生活の領分は侵さないのだろうし、そんなに本気なら、私財を投げ打てばいいのにと思う。「そんなに救いたいなら福島県産の野菜を毎日食べるんだな」と問いたい。 

 「被災地の人の気持ちになって考えよう」も何か違う気がする。「被災地の人が寒いのだから寒い思いを我慢しよう」というのも変な論理だ。官房長官が、ある朝、唐突にそんなことを言ったので、むむ?と思った。それは、電力の消費を抑えようという文脈であったし、意地の悪い質問がなげかけられる記者会見の流れでは、有無を言わさない説得力がある見事な発言だったのだが。何だかすごい精神論を持ち出すような状況になりつつあるなと思った。

 買い占めるなとか、無駄遣いするなとか、そういう理屈はわかるのだが、であればもう少し物の流通についてちゃんと説明して、だから被災地以外はどうすればよいのかと明らかにしてほしい。果たして、被災地以外で水が買われたら被災地に水が届かないのかどうか。被災地以外の人が我慢していろいろやめるのが、被災地の人が望んでいることなのか?お花見を自粛することを被災地の人が望んでいるのか?どうも合理的でない気がする。隣の家の人がお葬式をしていたら、家でお誕生会をしないのか?神社のお祭りには行かないのか?隣の家の人はそれを望んでいるのか?不謹慎だからか?そうやって日本全体が鎮静化していったら、それこそ国民こぞって沈没するぞ。こういう時だからこそ笑った方がいいんじゃないか?笑ったからって東北の人を見捨てた訳ではないと思うぞ。宴会して茨城のほうれん草をみんなで食えばいいじゃないか。もっとみんな自分が生きていることをちゃんと全うした方がいいと思う。それが生きている責任っていうもんじゃないのかな。

 

 



2011年4月6日1:30

事故の前の地震の前は 

 実はいろいろなことをやっていた。みんな途切れた感じになっている。

 パソコンを買った。私のノートパソコンの性能がもう世の中に追い付かない感じだったので。

 それからパソコンのフライトシミュレーターを買って始めていた。あと電子ピアノを買って練習を始めていた。それから安藤裕子が気になって仕方がなくて、CDを繰り返し聞いたりライブのDVDを見たり。ついでにDVDをコピーする方法を学んだ。

 YouTubeなんかもこの時初めて見て、情報の多さに驚いた。あと、この時にAmazonで本を買うというのも覚えた。 

 地震後は、出勤時間を定時の1時間半前に変更。公営の自転車置き場の減免を2か所でもらって、通勤経路の変更を試してみた。最終的にはバス通勤にしている。出勤時刻は相変わらず1時間半前くらい。誰もいない職場でコーヒー入れたりゴミ捨てたり一日の仕事を考えたり。余裕があってはかどる気はするが、一日が長いのと、おなかがすくのが早い。そして夕方はちゃんと定時の一時間半前に疲れ始める。 

 あと、事業応募企画の資料を作っていた1か月くらいは、電車の中で考え事をしながらメモを取ることをしていた。企画案もその頃のいくつかの講演案も、ほとんど電車の中でラフスケッチができたのだった。これは不思議な効果がある。朝だから良いのか立っているのが良いのか。多分座っていても良いのだろう。電車の中というのがいいのかも。とにかく朝に、テーマがあればそれについて唐突にいろんなことを思いつく。そしてたぶん、どんどん忘れてしまうところを書き止める吐き出す、というのが良いらしい。書いていくとどんどん出てくる。これに良いのが小さい方眼のメモ帳なのだけど、普通のノートの開き方ではなくて、レポート用紙のように上が止めてある形のが手におさまって良い。モレスキンのリポーターズノートが書いていて一番しっくりくる。少し汚れた紙の色が良いのか、今までいろいろ使っていてこのノートが一番書くのに抵抗がない。 

ほかにもいろいろやっていたと思う。一つずつ思い出してみよう。

 

 

 

 


2011年4月6日8:02

朝職場で

 7時半には職場に着いてしまっている。仕事が始まるのは一時間半経ってから。職場のコーヒーメーカーでコーヒーを入れて、ポットでお湯を沸かして。窓とドアを全部開けて風を流して。朝日の方角のベランダに出て、煙草を吸ってボーっと外を眺めてみたり。自由な感じはしないけれど、最初の職員が出勤してくるまで一時間くらいあるので時間に追われている感じはしない。

 抱えている大きな案件がいくつかある。手を付ければよいのだが、エンジンがかからない感じ。今の時間は、何もしないのもよいのかもしれない。たぶんこの時間は勉強するには最も向いている時間かもと思う。煙草も吸えてまとまった時間があって、頭は一日で一番フレッシュだから。毎日コツコツと決めてやったら、かなりの時間を確保できて何か身につくんだろうなあ。

 バスは昨日から、混んで座れなくなった。1本早いバスは、20分早い。このバスは空いていた。さらには渋滞前の時間帯だから、20分位乗ると職場の近くのバス停に着いてしまうのだった。その結果、出勤時間がさらに早くなる結果になった。バスの中の方が何かするのに楽しそうなので、メモ帳と資格学習の本を取り出せるようにして乗った。とりあえず学習の本を見る。

まだ時間があるのでもう少しボーっとしてみよう。

 

 

 


2011年4月9日1:48

淡々と  

 今週は淡々とやりました。通勤経路の変更をしたり早朝出勤をしたり、後半は微熱が出たり頭痛がひどくて頭痛薬を飲んで、たぶん副作用で頭がちょっとフラフラボーっとしたりしていた。

 積み上がったやるべきことも多く、気分的にも落ち着かない感じがずっと続いていた。季節の変化と、体調があまり良くない期間。そして、新年度事業に当たっては、何だか委託元の締め付けも強く、嫌な感じ。

 基本的に人信用しないようになっているのと、安心したり笑ったりをしなくなっている。足元をすくわれることに対して、常に構えている。来週にある大きな案件は裁判の絡んでいる支援先への交渉と、事業従事者への研修。これらについて、プラモデル的にコツコツと1週間準備をしていた。ほかの仕事の合間を縫ってチマチマと資料を作っていた。よくもまあ、体調がすぐれず細々とした案件をこなす中で、気持ちを少しでも前向きに保ちながらやってきたな、と思う。明日も、出勤して最後の詰めをしなければならないのだけれど、残りの量が見えてきているので、半分重心を残したままの達成感というか、わずかな解放感がある週末。

 何せ今後の見通しが見えづらい。世の中の暗いニュースばかりというのも、ジワジワと影響しているか。暑い夏が体力的に越えられるのかな、というのも気がかりだったりするのかもしれない。

 とりあえず申し込んだ資格取得のための講座受講決定のお知らせが来た。行かなければならないという強制力で、一つ前に進む。

 ピアノは、いずれ自分の中のスイッチが入るので良いかな。ピアノも習いに行くと進むかな。

 あと、自分の中で課題と思って気になっているのは、英語ともう少し専門の勉強。ジワジワと進めるかな。そう、今回の講師というのは、専門領域周辺を含めてに説明せよというテーマ。自分にはちょっと無理がある課題。改めて整理したり勉強しないといけないテーマなので、負担が大きい。一方で、機会があるとやらざるを得ないし、自分の中ではいずれ整理しなければならないと思っていたことなので、引き受けた。時々、そうやって少し背伸びしたことを引き受ける。だから疲れるんだけどね。少しずつ領域を広げるようにしている。性分でもあるなと思う。

 

 

 
2011年4月10日23:52

難病だからねぇ  

 何だろうこの疲れは?とずっと思っていたりする。週末に休んでも、疲れが取れない。いくら寝ても回復した感じがなく、逆に体が重くなっていたり、頭がボーっとしていたり。改めて考えると、私は難病患者なのだよな、と思う。だから疲れるし、あちこち具合も悪い。薬を飲み続けているので、副作用もある。どうやって折り合いをつけていくか。長く生きるか。 

 興奮物質が出ると疲れが消える。消えたような気がする。過覚醒なのかもしれない。覚醒する条件が消えるのが週末。で、本来の姿の疲れた状態にやっとなって、気づく。これは壊れるわ。正確な体の状態を知るために、静かな時間を持たないとだめだ。体に耳をすます時間を、一日の終わりに作らないと。

 

 


2011年4月18日0:03

暑かったり寒かったり  

何だかイライラする。いとうあさこみたいだけど、そんな感じ。 

体調が悪い。そして気持ちが落ち着かない。 

中途半端に暑いのは苦手。 

財布がどっか行ってしまったし。

 

 

 


2011年04月19日1:42

自分の意志で  

暗い長い長いトンネルを自分の意志で抜けよう。 

駆け抜けよう。 

鬱々としていることに疲れてしまった。 

振り返らず、前だけを見て走ろう。