よるくま@真夜中の虹 膠原病・心筋梗塞 闘病記

膠原病~心筋梗塞/発病・入院・共存の記録 体に耳をすます日々の日記

2019.1.13心筋梗塞 入院14日目 欲しかった言葉「大丈夫」

(日曜日)

6:00 起床(4:45に目覚めて二度寝

7:25 自主トレ
1100m 20min.
116-70/63
112-67/54

11:45 自主トレ
400m 9min.
97-63/54
100-63/59

12:30 女子駅伝


小山Dr.から1月24日16:00~のMRIと造影剤の説明

15:40 自主トレ
800m 15min.
116-80/55
110-68/57


21:00 ドラマ グッドワイフ


あまり動く気もせず、ゆっくりとすごす。
ベッド上でテレビを見てすごしたら、体重が100g増えた。
夜、隣のベッドは空き。


昼:田島Ns. 夜:多田Ns.



 日中、洗面所に行くと、鏡の前に、呆然とした様子で座っている初老の女性がいた。歯磨きに行った私が、「こんにちは」と声をかけたら、「ああ」と気づいた様子。「入院して以来、初めて鏡を見たらショックで…」と。


 私も、立って歩く許可が出て、初めて洗面所まで来て座って鏡を見た時に、驚いた。顔色が悪く、やつれていて、肌がボロボロな上に、髪の毛が固まってしまっていた。

 そう、健康な状態で入院した訳ではないからね。そして、命の危険があるくらいのところから、手術等を経て、やっとここまで来た。その戦いの跡なのよね。


 そんなことが、一瞬で頭に思い浮かんだのだけれども、結局、とっさに言えたのは「大丈夫ですよ。」「これから、元に戻っていけるのだから。」とだけ。

 そのあと、「そうかしら…」「うん、大丈夫。」「あのね、頼めばこの洗面台で、髪、洗えますよ。自分で難しければ、看護師さん洗ってくれるし、シャンプーも、濡れないようにケープも貸してくれるから。髪洗ってみたら?」「どうやら、この病院、自分から言わないとダメみたい。だから、言った方がいいですよ。しばらくしたら、シャワーも浴びたいって、言ってみて。あそこ、使えるんだから、ね。」「仏様に出会ったみたい…、あなた仏様……?」「いえいえ、同じですよぅ。みんなちゃんと良くなっていくんだからねー、大丈夫」。

 そう、みんな、自分にとっては初めての出来事だから、どうなっていくのか、どうしたらいいのか、わからないんだよね。

 きっと、私自身が欲しかった言葉なんだよね、「大丈夫」って。