よるくま@真夜中の虹 膠原病・心筋梗塞 闘病記

膠原病~心筋梗塞/発病・入院・共存の記録 体に耳をすます日々の日記

2019.1.7月 心筋梗塞 入院8日目

 眠ったのが0時半、起きたのが4時半。起床時間前に、採血等があった。それが終わった後、6時~7時の間に、少し眠った。




 昨夜は午前0時まで、少年院を逃げた少年が、他の人になりかわって生きていくストーリーを描いた、『レ・ミゼラブル』を見た。

 テレビ・カードは、前に、1000円のを買って持っていたけれど、昨日まで、一度もテレビを見ていなかった。頭が痛かったからでもあるが、世の中から自分だけ取り残されている感じがするので、「おめでたい」お正月番組を、見る気がしなかった。

 世の中が動き始めてからは、世の中で起きている出来事に、関心が持てなかった。何が起きていても、それは自分が行かれない遠い場所の関係ない出来事のようだったから。一方、ドラマは、リアリティがなさすぎる気がしていた。

 それと、気持ちのどこかに、テレビなしでやれることころまでやってみようというような気持ちがあった。多分、テレビを見て怠惰に過ごせば、時間はすぐに経つと思うが、それを気持ちのどこかで拒んでいた。ごまかさずに、自分に向き合ってみよう、少しずつ前に進んでいるのを、確かめてみようというような気持ちがある。


 昨日テレビドラマを見たのは、何か、自分を許してあげてもいいような気がしたから。


 昨日は、隣りのベッドが空きになって個室状態になった。テレビはヘッドフォンでしか音が出ないし、カーテンで仕切られているので気にする必要なないのだが、そしてこの病院は、夜中にテレビをつけていても特に何も言われないルールのようなのだが、それでも、夜中に消灯した部屋で、カーテンにテレビの光が映るのは、隣りを気にしてしまう。昨日は一人だったから、そして、ここまでやってきているのだから、たまには夜更かししてもいいかな、と思った。ニュースやワイドショーよりも、ドラマの方が見られる気がした。


見てみたら、ストーリーに没頭した。

見ている間は、入院している現実を忘れていた。