よるくま@真夜中の虹 膠原病・心筋梗塞 闘病記

膠原病~心筋梗塞/発病・入院・共存の記録 体に耳をすます日々の日記

2019.1.4 心筋梗塞 入院5日目②予後、cK値、リハ開始、初めて立った

◍病状

1500 遠山Dr、田牧Drから今後の説明

●今後の見通し
・急に動くと心臓の壁を破ってしまうことがあるため、2~3週間リハをしてから退院
・1週目リハ、2週目リハ、15日目検査、OKなら3週目週末に退院する可能性
・退院前に負荷検査をする
・退院後も激しい運動はしばらくやめる。心不全になる。水が溜まることがある
・薬を必ず飲む
心不全を繰り返さなければ、予後が違う
負荷試験とは、マスクをして自転車等のリハと検査をするもの
・退院後6か月後にカテーテル検査がある


●心臓のダメージ
ck値を一つの目安にして考えた場合、
心臓全停止の場合が8,00010,000
心筋梗塞の人の平均値が2,0003,000
今回は2,000で中等度

心臓の機能は2/3くらいになっていると考えられる
残りの血管は生きている
このまま心不全を起こさないようにするのが大切で、そのための血圧や体重管理


 たまたま見舞いに来た何人かで、医師の説明を聞くことになってしまった。
 あまり実感はないが、心臓の筋肉は壊死してしまっていて、その筋肉は元に戻ることはないということで、これが他の病気と最も違うところかもしれない。
 私以上に周囲の人の方が、このことがショックだったようだ。



◍リハビリ開始

16:00 リハビリ

 点滴が外れると、早々に、事前の連絡なく突然PT(理学療法士)がベッドサイドにやってきた。リハが始まるとのことで、簡単な体調や病歴、特にリハの経験の聞き取り等があった。

 リハは、以前の入院の時に、一番楽しかった。入院生活の中では、治癒や回復を待つことや、検査や治療等が、ほぼすべて受動的な中で、リハビリだけが能動的にできる行為だった。回復に向かって、自分の力で前に進んでいる実感がもてた。

 そのことを、二十代半ばくらいに見える石神PTに伝えたところ、諭されるように話があった。今回のリハで難しいのは、少しずつやることと、やりすぎると危険なこと。今の体に丁度良い量を、その時々で知って、コントロールしていくことだとのこと。

 

 簡単な筋力を測るような動作を、いくつかした。その後、入院以来初めて、自分の足で立って、廊下を少し歩いた。立ち上がると、フラフラとした。部屋の出口を出て曲がると、軽いめまいがあった。明日からは、平日は、廊下で歩行のリハをするとのことだった。この若い女性にリハを委ねて大丈夫なのか少し不安はあったが、リハの具体的な方法を教われるのは助かる。
 
 
 
 
19:00 夕食
 
夕食から、普通の白飯になった。食欲があり全部食べた。
 
 
尿瓶を使うのは初めてだった。さっき初めてやってみて、出た。
 
 
色々なことが、急に前に進んだ一日だった。
 
 
 
 今回のことで、オープン・ウォーター・スイミングで海を渡るのは難しくなってしまったかな。へき地も行かれなくなったかな。
 仕方ないか。順に切りかえよう。
 
 
                     夕食後に日記を書いた PM7:32